このまま人生終わりたくない…

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40代女性は年代別男女別で最も悩みストレスが多い

厚生労働省の統計(平成22年)によりますと40代の女性の約60パーセントが悩みストレスを持っていると答えています。

これは12歳以上の全年代男女別での最高値です。

40代女性は悩みを抱えることが多いのです。

主な悩みやストレスの原因を、性、年齢階級別に分類し、40代女性の悩みの特長を上げてみると?

「収入・家計・借金等」
「子どもの教育」
「家族との人間関係」
「家族以外の人間関係」などが高くなっています。

40代女性の悩みは40代前半と後半では異なる

40代女性の人生には、さまざまなイベントが続き、当然悩みも多岐に渡ります。

40代前半の悩みの特長は、「子育て」、「子育てと仕事両立の問題」などです。

これら、40代女性前半の問題は、比較的共通項も多いので、自治体やボランティア、40代のお母さん同士での相談、支援も期待できます。

しかし、40代後半の悩みや問題は、「子供の教育」「将来への金銭的備え不安」「身内介護」「子供の親離れに起因する問」「40代ならではの夫婦間の問題」など身内の問題の他、「主に不倫相手など男女間の問題」「子育て終了第二の人生設計」など、個別化し容易に相談できない問題が多いのも特長です。

これからの人生、不安ばかり…。

まだ40代よ。子育てももう少し!これからこそ、第二の人生なのに?

人生80年としても、後40年近く夫と暮らすなんて…。離婚?どうしたらいいのかしら?

悩みなど心理的不調への対処例

40代女性に限らず一般的に悩みや問題解決の方法は以下になります。

・自分自身の理性で悩みの存在、原因に気づき、自ら解決をする
・心理カウンセラーから、助言を得て、自らの気付きにより解決を図る
・医師の処方にによる薬物やその他の医療行為によって治療する
・宗教理念から判断の仕方や原則を得て方向を決める
・占いやスピリチアルなどの勧めに従う
・手かざし、気、タッチ、マインドコントロールなどを受ける
・酒や薬物などに依存し一時的に退避する
以上が一般的な悩み対処の方になります。

自らの理性で解決する


精神状態が健康にある時には、大小さまざまな悩みや問題は、自ら原因に気づき対処の選択などして解決ているのが健康な状態にある悩み解決のあり方です。

心理カウンセラーなどの助言を受ける


自分自身での解決が困難な場合、心理学に基づく知識を備えた心理カウンセラーとの対話によって、自ら気づきを得て解決を図ります。

薬剤投与など医師の医療行為による


薬剤の投与による改善は医師によります。診断、治療、薬の処方など、医療行為は医師免許を必要とし、医師以外が医療行為を行うことは違法行為です。

スピリチアル、マインドコントロール、タッチング、飲酒・薬物依存など


医師以外の第三者が「診断」「治療」「薬処方」などを行うのは違法行為です。

治るといって「手触れ」「手かざし」「気伝え」「催眠」「暗示」などは不法行為であり、たとえ効果を感じても、「マインドコントロール」等による一時的な「「プラセボー」」「錯覚」効果であり、飲酒や薬物などと同様に、依存性を伴なうこと多く、たび重ねによる費用発生と長期に渡って不調が繰り返されることになりかねません。

心理カウンセリングによる、本人自らの「気付き」による効果との決定的な違いです。

予防

厚生労働省の「みんなのメンタルヘルス総合サイト」によれば、「こころの病気の予防には、ストレスと上手につきあうことが大切」として、「ストレスをためない暮らし方」で「物事の捉え方を柔軟にすることでストレスを減らせます。」としています。

また、厚生労働省の「みんなのメンタルヘルス総合サイト」によれば、心の病気として、「依存症」「うつ病」「解離性障害」「強迫性障害」「睡眠障害」「摂食障害」「双極性障害(躁うつ病)」「適応障害」「統合失調症」「認知症」「パーソナリティー障害」「発達障害」「パニック障害・不安障害」「PTSD」「てんかん」があげられています。

治療

ストレスは、身体の不調によっても心理面が作用することも多く、多忙な40代女性はストレスを背負いやすいと考えられます。
また、厚生労働省の「みんなのメンタルヘルス総合サイト」では、「自分なりの工夫を続けていてもうまくいかないときは、専門家に相談するようにしましょう。」と、呼びかけています。この場合、専門家とは、医師のことで、まずは、診断からということを意味します。

診断や治療行為は医師によらなければなりませんが、「強迫性障害」「適応障害」などは、認知行動療法 「摂食障害」家族も患者との接触の仕方家庭環境に関するカウンセリングが必要とし、摂食障害専門医やカウンセラーの配属されている病院を選ぶべきとされています。

医師の指示のもと、国家資格の公認心理師、民間資格の臨床心理士、心理療法士、認定心理士などによって、精神療法やカウンセリングを実施されます。

カウンセリング

厚生労働省によれば、「カウンセリングは、どうしたらよいのかのアドバイスを受けたり、答えを出してもらったりするためものではありません。
自分自身の力で立直っていくきっかけをつくったり、気持ちや考え方を整理していくサポートを行ったりするのがカウンセリングなのです。」としています。

診断、治療行為ができるのは医師に限られます。カウンセラーは、心理学に基づき、本人の「気付き」を促し、あくまでもクライアント自らの問題解決を図る手助けをする行為です。自ら解決することは、本人納得によるものなので、再発やぶり返しが少ないといえます。

コーチング

コーチングとは、何かの目標を持った人に対して、目標達成のための援助、アドバイスをして、達成の質や速度を高める行為です。クライアント本人が主体となることはいうまでもありません。

特に国家資格のようなものはありませんが、民間資格は数多く存在します。

スポーツなどの場でのコーチングがよく知られますが、そのほか、企業をクライアントとして、業績向上を目的に、社員に対して、人事部署などに所属する社内コーチや、外部から派遣されたコーチが、社員をコーチするフリーランスのコーチも存在します。

対個人としては、起業を援助するコーチや、投資のコーチなどが見受けられます。

また、医師と連携して、ADHDの症状を持っている方を対象としてのコーチングなど、幅広い分野でコーチングが行われています。

人には、考え方のクセのようなものがあります。

これは、こだわりであったり、過去経験からのリスク回避であったり、自分が確信するロードマップのパターンの様なものであったりします。

これは、どんな人間にも存在します。

コーチは、クライアントのこのクセを一旦はずしてみて、クライアントに有用な考え方や方法がないか診断し、有効と思われる考え方、方法を提案して、クライアントの目標達成の時間的、質的向上を促すサービスです。

セルフ・プロデュースプログラム

一般企業では、研修によって、社員の問題解決のスキル習得、心身の健康維持、仕事と生き甲斐の両立など、直接的ではないにしろ、企業の業績アップのための学習が盛んに行われます。

しかし、個人が人生そのものの生き方を学ぶ機会はそう多くはありません。

宗教を元とするものや、自己啓発道場のようなものが、とかく個性の強い理念に訴えて集客するなどがあります。

女性にとって、特に40代後半は人生の折り返し地点といえます。

身体でも更年期を迎え、嫌でも人生を意識せざるを得ません。

最近では、40代女性をクライアントとした、個人対象の、人生後半をいかに充実させて生きるか、「悩みや問題解決の方法」生き甲斐や生きる目的の見つめ直し」「自分とは何か」など、個人対象の学習メソッドを開発して提供する、個人向けのサービスも登場しています。

40代女性、意外と多い親へのネガティブ感情(過去の親との未解決問題)

40代ともなると、若い頃受けたトラウマは、既に整理ついていて引きずっていないことも多いのですが、親から受けたトラウマは少し特殊であり、ネガティブな感情を引きずったままでいる方が意外と多いものです。

親子の関係は切ってもきれないものがあり、ちょっとした言動によって、過去のネガティブな記憶呼び覚ましてしまい、本人にとって、結構、厄介な心理的負担を与えている場合が多いものです。

また、女性本人の子育て体験から、かつての自分に対する親の行為を思い出してしまい、新たにトラウマを発生させてしまうこともあります。

こうした感情は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)となっている場合があります。

40代女性、夫、パートナーとの悩み【カウンセリング、コーチング】

40代女性の異性関係での悩みやトラブルの特徴は、夫婦関係は当然ですが、一過性のトラブルではない長い期間に及ぶことが多く、理性での整理でかた付けることのできない、深く感情面が支配することが多いものです。

こうした、自分自身で第三者的な立場に立ってのこころの整理が難しいトラブルは、カウンセラーの手助けによって、自分自身の気付きを得ることができることが期待できる分野です。

さらに、自分のあるべき姿、希望に向かってのコーチングによる手助けによって、新たな歩みを確かなものにできる可能性が開かれます。

40代女性、子育ての悩み【カウンセリング、コーチング】

子育ての悩みは、子どもの年齢とともに、悩みの種類が変わってきます。

しかし、どれもが自分の思うように行かないイライラの原因になります。

初産直後は、今まで自分ひとりで行動してきたのが、第一に赤ちゃんのことを考えなければならないことに戸惑い、次に、子どもの機嫌や体調が悪く家事や仕事が進まない、自我が芽生えると言うことを聞かない、勉強をしない、思春期に差し掛かると、嗜好や生活や交友関係に心配させられるなどがあります。

そして仕事。そこに夫の無関与、無理解が重なる場合もあります。

40代女性に、こころの余裕など何処にあろうかとの声もあります。イライラがつのって、体調を崩すことも多く、カウンセリングとコーチング両方のアドバイスが必要なケースといえます。

不登校の解消【コーチング】

40代女性の悩みとして、子供の不登校や引きこもりも多いと感じます。

「不登校」をキーワードとして、サイトで検索してみると、自治体や非営利団体が、数多くの相談窓口を設けてます。

不登校などの問題は、カウンセリングとともに、親そのものの自己変革を伴うコーチングが、より早く確実に効果を生むことがあります。

40代女性の発達障害による生き辛さ

発達障害は、ASD(自閉症スペクトラム障害)、ADHD(注意・欠陥多動症)、LD(学習障害)など、様々な心理検査を行なっても精神科の医師が診断を下すことが難しい精神障害です。治療というよりも、自分の弱みと強みを知る自己理解が最も大切となってきます。

発達障害は当事者でなければ分からない生きづらさや悩みは背負って生活しているケースがほとんどといっても過言ではありません。

医師の管理下にある場合には医師の合意を得なければならないのはいうまでもありまん。

どうしたらいい40代女性【自分らしく生きる-セルフ・プロデュースプログラム】

そろそろ始まる将来に備えての不安、長年抑えてきた夫への我慢、新たに迫ってきた親の介護など、このままの受け身で流される人生で良いのかという疑問が生じてくるのは自然の流れです。

むしろ、疑問がないのが不思議かも知れません。

せっかく与えられた「自分の人生」。家庭環境やその時々の置かれた状況に対応するしかなかった「これまでの生き方」。長い間、親の価値観、社会の常識、周りの目を気にして、他者や社会に合わせ生きていくうちに「分からなくなった自分」。本当は「こうしたかった」という自分の本音に気付き、これからの人生こそ「自分らしく生きる」。人生再構築は40代後半からの「ワクワク生きる」を実現するためのコースです。

「自分らしく」の定義って?…

しかし、現実にはどうしたらいいか、どこから手をつけたらいいか途方に暮れるものです。ワークや対話を通しての「新たな旅立ちのための[自分らしく生きる-セルフ・プロデュースプログラム]なども用意されています。

コロナで一変メンタルサービスのオンライン化

2020年の東京オリンピックのスケジュールを変更せざるを得なくしたコロナの世界的な大流行は、対面でのサービスが当たり前であったカウンセリングやコーチング、セミナーなどの分野でも、Zoomをはじめとするインターネットを利用した遠隔対応が当たり前になり、サービスを受けようとする側も、提供する側も、日本中のから広くサービスを受けたり、提供できるようになりました。

医療現場でも、何も特別な装置を必要とぜず、スマートフォンのLINEなど無料アプリを使ったテレビ電話による遠隔診察の兆しもあります。

40代女性がカウンセリングやコーチング、自己開発などのサービスを受ける場合、従来は、子供を連れて訪ねてなどの制約も多かったのですが、その必要はなくなり、誰でも自由に自宅から、あるは場合によっては、スマートフォンを使って、どこからでもサービスを受けられるようになりました。

こうした利便性向上は、安易な呼びかけ、違法な方法でのサービス提供者の参入も容易にしています。
利用する側の注意が必要なことはいうまでもありません。